紙芝居『ちゃりてぃってなぁに?』
2024年、ある幼稚園さまの園長先生より、こどもたちにチャリティとは何かを教えて欲しい、そんなコンサートをして欲しいとオファーを頂き、私達なりにこの機会によく考え、紙芝居の形で即興の音楽付きで披露してきました。
紙芝居は私たちが考えた内容と下絵をもとに、砺波在住のイラストレーターでもあり、漫画家、ジャズギタリストでもある川邉マナブさんに作って頂きました♪とっても可愛くて素敵でほっこりします。ずっと眺めてられます〜♡
※この紙芝居は2025年2月8日のちゃりまLIVEでも会場に展示し、みなさんにご覧頂きました♪
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うさぎちゃんは音楽が大好きな女の子。
ピアノを弾いたり、ギターを弾くのが大好きです。
ある日のことです。
いつも通り、家族みんなでごはんを食べていると・・・
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がたがたがたん!!!ズッドーン!!!
突然、家が大きくゆれました。
お父さんは「地震」だと教えてくれました。
うさぎちゃんは怖くて怖くて、揺れがおさまるまで、
お父さんとお母さんにギュッとしがみついていました。
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しばらくしてお父さんがテレビをつけると、
仲良しのクマくんが住んでいる隣の村が
大変なことになっているのがうつりました。
家がくずれてしまったり、
大きな波が来て、
家やお店が流されてしまったり、
あちこちで火事の炎があがっていました。
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クマくんの村の人たちは、
住む家も、着るものも、食べるものも、
飲むものも全部なくなってしまいました。
うさぎちゃんは、「クマくんをたすけたい!」と思いました。
でも、いったいどうしたらよいのでしょう?
どうしたら、困っている人たちを助けられるのかな?
うさぎちゃんはお父さんに聞きました。
お父さんは、
「チャリティー活動をしてみたらどうかな」
と教えてくれました。
「チャリティーって、、、なあに?」
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「助けてあげたい、なにか自分ができることをしたい、
と思う気持ちを持った人たちが集まって、
こんなふうに突然の地震や洪水で
困ったことになってしまった人たちを助けるために、
お金や食べ物、飲み物、タオル、赤ちゃんのミルク、温かい服や毛布など、
他にもたくさんの生きていくのに必要なものを
持ち寄って分け合うことだよ。
自分のお金を困っている人に渡すことを募金、
そのお金を入れる箱のことを募金箱というんだ。」
「ひとりだけでは小さなことでも、
たくさんの人たちが集まれば、大きな力になるのよ。」
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「そうなんだあ!
私にはどんなことができるかなあ。。。」
うさぎちゃんはたくさんたくさん考えました。
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「そうだ!
私の好きな音楽で、お客さんをたくさん集めて、
楽しんでもらいながら募金してもらうのはどうかなあ?」
うさぎちゃんは言いました。
「それはいいね!お父さんも手伝うよ。」
「ぼくもやりたい」
「私もやりたい」
「ぼくは楽器は演奏できないけどお手伝いするよ」
「私は絵を書くのが得意だから、宣伝のポスターを作るわ!」
いろんなお友達が次々に集まってきてくれました。
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そうしてうさぎちゃんたちはみんなで、
チャリティーコンサートを計画して、募金活動をしました。
コンサートではいろんなお友達がたくさん歌ったり、
楽器を演奏したりして、
会場にはたくさんのお客さまが来てくれました。
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たくさんのお金が集まったので、
食べ物やお水、新しいお洋服などを買って、
クマくんの村に届けることができました。
みんなとても喜んでくれました。
それで、うさぎちゃんと友達はみんな、
とても幸せな気持ちになりました。
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お隣の県、お隣の町に住んでいるひとたち。
お隣に座っているお友だち。
一緒に住んでいる家族。
困っている人がいたら、その人のことを想って、
みんなが優しい気持ちで助け合う。
それってとっても素敵なことじゃないかな、と思います。
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私たちは、うさぎちゃんたちと同じ気持ちで、大好きな音楽でチャリティー活動をしたい!と思って今年(2024年)の2月に、ここにはいない、もっとたくさんの仲間たちと一緒に、「チャリティマラソンライブ」というコンサートをしました。
全部で80人の富山の音楽家の仲間たちがいろんな楽器や歌で素敵な演奏をしてくれて、200人のお客様が見に来てくれて、たくさんの募金をしてくださって、お隣の石川県に届けることができました。
そのあとも、少しずつですが、お水やタオル、洋服、下着を届けたり、夏には日焼け止めクリームや塩分チャージタブレット、OS1、ポカリスエットを届けたり、だんだん寒くなってきたのであたたかい上着やジャージなどを届けたりしました。
避難所で生活する人たちに音楽を届けたり、皆さんに気軽に募金してもらえるように、ステッカーも作りました。
でも、能登ではみなさんよく知っているように、今でも地震がおきたりしていて、自分の家では暮らせない困っている人たちがたくさんいます。
みんなはどう思ったかな?
今日おうちに帰ったら、家族のみんなと話し合ってみてね。